噂の重食喫茶「マウンテン」

マウンテンとは…名古屋市東山に存在する喫茶店。一見何の変哲もない学生向けの喫茶店といった感じなのだが、インターネットでは多数のファンページ?が公開されており、話題が話題を呼んで今や食事どきと言えない時間帯まで待ち客がいるほどの大盛況ぶり。その人気の秘密は…

1.学生さんはよく食べる。故に量がとてつもなく多い!!
2.甘口スパ鍋スパなどの変わり種商品も話題を呼んでいる。もちろんこれらのメニューも超大盛
3.山盛りのかき氷ジョッキに蓋をする程アイスの乗ったフロート(?)など、デザート類までもが豪快である。


と文字で書いてもピンと来ないと思うので、写真を交えてお見せすることにいたします。


左はこのお店ではごく一般的なスパゲティ(ナポリタン)これが基本量です。
普通の喫茶店の大盛スパゲティの倍くらいでしょうか?タバコの大きさと比べて見ましょう。
量は確かに多いですがキワモノを注文しなければなんとか食べきれる量です。
右は3人前揃ったところです(一番右はピラフ)。実に豪快(笑)


ここで豆知識〜圧倒的な量の多さと、食べきれない人が続出する恐怖のメニューの数々。そんなさまを「マウンテン」というお店の名前とかけて、店内ではこのような隠語が飛び交うことが日常となっています。初めてお店に行く方もこの言葉を使って話せばあなたも常連気分に?

「登頂」1つのメニューを1人で食べきること。甘口、汁モノは達成率が低いので食べきると英雄扱いされるかも?
「遭難」→逆に食べきれず、残してしまったときのことを指す。「遭難してしまった」と言えば周囲も許してくれるでしょう、きっと(笑)
「登山に行く」→文字通り、マウンテンへ食事に行くことである。本来の登山が運動してやせそうなのに、こっちの登山はお腹に贅肉が付きそうな気がするのは何故だろうか(苦笑)
「救助活動」→仲間の一人が遭難(食べ残し)しそうになったとき、まわりの人たちが残りそうになっているスパゲティを横から食べる行為。食べに行った人たちのことを「救助隊」とも呼んでいる。
「二山制覇」スパゲティを含む2つのメニューを一人で一度に食べきること(ただしジュースは除く)。一番軽いものではスパ+フロート(小山と言われる?)ですが、エキスパートは別メニューか、かき氷に挑戦してほしいもんですね。…私は遠慮しときますが(汗)

 …と、本場の学生さんたちの間ではまだまだもっと隠語が飛び交ってるものと思われますが、とりあえずビギナーは上の言葉がすんなりと出てくるまで勉強してから登山に挑みましょう(こらこら)



さてここから伝説が…ただでさえ超大盛なのに、1人でミートスパと焼肉丼を注文する勇者が出現!!
左の写真の通り、どう見ても大人3人分の胃袋を満たせそうな量はあります。店の人も注文を聞いて
「え?1人で食べるんですか?」と、唖然としてましたが…けど見事1人で食べ切りました〜!!ぱちぱち(右)
(手前の皿は別の人が食べたものです)


もう一人の勇者はピラフの後1人でかき氷に挑戦。ひとくちにかき氷と言っても見てくださいよ、この分量!
本来3〜4人で突っついて食べるメニューと考えられているので普通に注文してこれだけ盛られてくるんです。
それを、こともあろうに1人で食いきってしまおうとは(笑)
余談ですがこのとき同じ店に来ていて隣のテーブルに座っていた小さい子連れの父親が
知らずに宇治金時を注文したようで、その山の高さ(量の多さ)を見た途端言葉を失ってました…
その方は案の定半分ほど食べた地点で遭難しておりましたが。
右の写真は7分目ほど食べた地点で、中のアイスが見えてきたところです。


そして…登頂。さすが勇者。見事食べきりました!!
けど次はみんなで突っついてかき氷を食べましょうね!!!

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